世代を超えて引き継がれる「近頃の若いモンは」問題

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「近頃の若いモンはなっとらん!!!」

いつの時代も、年配者の多くは若者に不満を持っている。

このお決まりのセリフも世代を越えて脈々と受け継がれており、もはや普遍的なテーマと言える。

面白い話がある。

今60歳前後の人も1980年代当時は「新人類」などと呼ばれ、

成熟した成人として、社会を構成する一員の自覚と責任を引き受けることを拒否した世代

などと言われていたそうだ。

2020年現在の若者の傾向

そこで今回は、とある書籍書かれていた【最近の若年者は何を考えているのか】を書評代わりに残しておきたい。

この本は「誰も知らない20代の動かし方」というの20代の青年起業家が書いた本で、40代50代のオジサンが想像で書いたものとは異なり、よりリアルな若者の声が反映されていると思われる。

飲み会や残業は合理的ではない

僕たちは基本的に飲み会が好きではありません。

飲み会に出ると必ず仕事の話が出てくるので非合理です。

そもそも仕事の話は勤務時間中に会社の中でやるべきです。

勤務時間外はプライベートな時間であるため侵食しないでください。

 

残業は【自分にとっての合理的な理由】がない場合は理解ができません。

今日が期限でないのであれば、明日やればいいと思います。

 

想定外は求めていません

僕たちは想定外な出来事を求めていません。

よって未知への冒険や挑戦は、「ありのままの自分」ではないため、望みません。

レコメンド機能の充実によって、自分にとって興味のある情報が自動的に入手できるので、とても快適です。

会社で承認欲求を満たす必要はありません

私達は会社で褒められる必要はありません。

なぜならオンラインのSNSやスマホゲームで承認欲求が満たされているからです。

何も求めないので、自分にも何も求めないでほしい

僕たちは何もあなた達に求めません。

だから僕にも何も求めないでください。

よく「連帯責任」という言葉を聞きますが、【みんなの責任】の意味が理解ができません。

私ではなく上の立場のものが責任を負うべきです。

所有欲はありません

僕たちはモノに対する所有欲がありません。

家も自動車もシェアで良いです。

他の人が持っていても羨ましくありません。

他人は他人です

わざわざ高いお金を掛けて車を買わなくても、インターネットで旅行を疑似体験することが出来るのでそのほうがコスパいいです。

 

家だって快適に住めれば良いです。

自分名義の家が欲しいとは思いません。

 

 

「何かしたい」ではなく、「これはしたくない」

俺たちは生まれたときから何でも揃っていた。むしろ多すぎるくらいだ。

だから何かが欲しいなんて思わない。むしろ【やりたくないことを決める】ようにしているんだ。

まとめ

時代は変わる。

受け入れつつ、前に進まねばならない。

愚痴ってばかりいても、何も始まらない。

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